【ジャカルタブログ:女性の活躍が目立つジャカルタ】ジャカルタって女性の活躍がすごい

インドネシアの女性活躍度は実は日本よりも高いです

 

WEF(世界経済フォーラムと呼ばれる有名なダボス会議の主催団体)が毎年発表するジェンダーギャップ指数に関する国際比較によると実は、インドネシアは日本よりも男女格差が低いということになっています。例えば2018年のレポート*1には、日本は世界で110位、インドネシアは85位となっており、少なくとも日本よりは女性が活躍している社会となっているようです。その背景について少し考えてみました。

お手伝いさんも立派な職業になっているところ

インドネシアにはお手伝いさん(Pembantu)として生活をしている方がまだ多くいます。それはインドネシアだけでなく、海外に出稼ぎに行く人も含めてです。その意味で、女性が働くことが一般的である点が言えるのではないでしょうか。女性が働き手として認められているところが一番の要因でしょう。また、海外へ出稼ぎしているインドネシア人(男女含め)は現在、数百万人いると言われています。

インドネシアの中の所得格差が実は大きい点

先ほど書いたようにお手伝いさんが一般的である上に、ナニー(乳母)の存在も広く職業として成り立っています。日本だとそうしたナニーさんを雇って、子育てをするということに心理的抵抗、費用負担という金銭的な要因の為、ナニーさんを雇うことができる家族は僅かですが、こちらでは、ナニーさんを気軽に採用できる(つまり負担にならない費用で採用できるナニーさんという働き手が存在する)ことで、子供を産んでからも出産休暇を2~3か月程度取ってから働ける環境があるためです。こうした点を考えると、ナニーさんを採用する女性(家族)はキャリアの中断を最低限にして働き続けることができるわけです。この点だけを考えると平等とは一体何なのか?男女平等・貧富の差とは何なのかを日本とは違う考え方で考えることができます。

*1 WEF The Global Gender Gap Report 2018

http://www3.weforum.org/docs/WEF_GGGR_2018.pdf

インドネシアと日本の激動の戦後史

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