【ジャカルタブログ:ジャカルタに消費者金融はあるのか】ジャカルタの人の金銭感覚と質屋の存在

ジャカルタの庶民の金銭感覚はつつましいものです

 

ジャカルタに来て、生活に一通り慣れてくるとジャカルタの一般の人(つまり、日本人の住むようなアパートや豪邸に住んでいるような人達ではない方々)がどういった生活をしているのかということではないでしょうか。路地を歩くと、そういった方々の生活を垣間見れる瞬間を経験するとなおさらです。法律で決められているジャカルタの最低賃金は約4百万ルピア(2019年3月現在で日本円に換算すると約32,000円)です。もちろん法律を守るべきですが、そうでない方々も沢山いますので、共働きだとしても、そうしたお給料で家族を養う(生活する)ためには、決して十分な収入とは言えないでしょう。そうすると今でも、スーパーマーケットだけでなく、Pasarといった市場が存在することも納得がいきます

庶民の味方として存在する質屋「Pegadian

街中で、「Pegadaian」*1という緑の看板を見かけたことはきっとあるでしょう。これは国営の質屋さんです。資産規模は、約47兆ルピア(2019年3月時点:日本で3760億円程度)の大きさです。2013年から資産規模は約1.5倍にもなっており、質屋はまだ成長している分野の様です。もちろん、街中には、国営の質屋だけでなく、一般企業としての質屋もあり、「GADAI」の文字と共にバイク、携帯電話、パソコンの絵が描かれている看板でそれが分かるようになっています。また、最近は、車やバイクを担保にしたMulti Finance会社が幅を利かせていて、そうした会社からお金を借りることもできますが、Pegadaianも含め、インドネシアの金利負担は日本の比ではないので、生活は楽ではありません

銀行口座保有者は、まだ国民の半分以下

日本人にとって銀行口座を持つ方は子供から大人までかなり自由に口座を作ることができるでしょう。しかし、インドネシア全体を見ると銀行口座を保有する人は、国民の半分以下(48.86%)という統計があるほど(2017年)*2、まだ、インドネシアでは銀行口座の保有が一般化していません。その為、街中に金を販売するお店が良く見ることができます。資産の保有手段として、金(装飾品)などが未だに広く使われており、そうした金の宝飾品のお店が金の売買を通じて、商売ができているのです。ちなみに日本は、98.24%です。

*1 PT Pegadaian (Persero)

https://www.pegadaian.co.id/

*2 Account ownership at a financial institution or with a mobile-money-service provider (% of population ages 15+)

https://data.worldbank.org/indicator/FX.OWN.TOTL.ZS

アジアに広がるイスラムのことを知りたい人は、

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする